密着工法は、ベランダ内にある湿気や水分の逃げ道を確保することができないからです。
ベランダ表面だけの劣化(損傷が経年劣化か膨れのみ) トップコートのみの塗装(お金に余裕があるならFRP防水、お金をかけたくないならウレタン防水)で十分です。
施主が正しく劣化症状を把握することで、適正な修理方法が分かります。
この場合、 費用はさらに高額になりますので、まずは信頼できる業者にベランダの状態を見てもらい、それに応じて予算を相談してみましょう。 外壁や屋根の劣化と異なり、水勾配や止水のための仕組みが少ないので、外壁や屋根の放置に比べて雨漏りリスクが高いことも覚えておきましょう。 ベランダは表面層(トップコート)と防水層、下地の3層からなります。
3塗装業者にベランダの現地調査を頼む時は、ベランダの状態に適した防水工事の方法と、建物の耐久性に影響を与える劣化を見抜いてもらう必要があります。
ベランダは表面層(トップコート)と防水層、下地の3層からなります。
そのまま放っておくと、ひび割れの部分から急激に劣化が進んでしまうので、見逃さずにメンテナンスをするのがオススメです。
STEP4 防水樹脂の塗装 FRPシートの上から防水樹脂を塗装して、表面をならします。 また、塗り替えを想定してプロに見てもらったところ、塗装以外にも床の勾配の調整や排水溝の修理が必要だった…なんてことも。
基本的にウレタン防水やFRP防水と呼ばれる、防水塗料を使用して行う防水工事には約5年ごとの定期的なトップコートの塗り替えが必要です。
」 このような悩みを解決するためにも、ベランダ防水をお願いする専門業者さんを 選ぶポイントを、私と一緒に確認していきましょう。
これは長期間にわたり、防水層に水分が浸透してしまい、下地と防水層の間に入り込みます。
そこで既存のドレンに新たなドレンを被せてドレン内部にも防水層を作り出す、 改修ドレン工事が必要なのです。 ベランダの劣化が防水層まで届いているかは目視で確認しましょう。 今回の解説は1番目の項目になります。
もしあなたがこれからお家の外壁や屋根の塗装工事を考えているのであれば、一緒にベランダ防水の工事も考えておくと、工事を一度に済ませることができるので、見積もりや塗装業者さんとのやりとりなどに掛ける、 時間や 手間を 省くことができます。
マスキングテープ• そもそも「ベランダ防水」とは? 常に雨風にさらされているベランダやバルコニー。
再塗装になるくらいなら、最初から業者に依頼しておいたほうが工事価格は安くなるでしょう。
シート防水は合成ゴムや塩化ビニルの膜を貼りつける工法で、軽量かつ伸縮性がありコストも安いというメリットがありますが、つなぎ目の部分から水が漏れやすく、また上を頻繁に歩く場合には向いていません。
ベランダと同じように、お家の屋根も真上から雨水を受ける部分ですが、屋根には勾配(こうばい)と呼ばれる傾斜が付いているので、雨水が地面に流れ、水浸しになってしまうことはありません。
ローラーバケット(塗料を入れるバケツ)• そこで既存のドレンに新たなドレンを被せてドレン内部にも防水層を作り出す、 改修ドレン工事が必要なのです。
まずベランダ床面の汚れを高圧洗浄で落とし、プライマーと呼ばれる下地材を塗布して防水シートを張りつけます(防水シートの貼り方でも名称に違いがあり、防水シートを接着剤で張り付ける工法は「接着工法」と呼ばれ、ディスクヒーターと呼ばれる加熱装置を使ってシートを熱で床面に押し付ける工法は「機械的固定工法」と呼ばれます。
密着工法とはウレタン防水工事で最もスタンダードな工法でベランダなどの小規模なウレタン防水工事で採用されています。
防水工事の基礎 【保存版】ベランダ・バルコニー防水工事の基礎知識• また、ウレタン防水には 「通気緩衝工法」と「密着工法」の2つの種類があります。
防水塗料の塗布• また、塗装を始める前の洗浄や、古いトップコートを剥がす作業を怠ると、せっかく塗り直したトップコートもすぐに劣化してしまいます。
コンクリートなどのひび割れから入ってしまい、家の中の木などを腐らせてしまう危険性があるのです。
ベランダの状態から見たベストな工法• 施工前の点検調査 ベランダの防水層に膨れが見られます。
また、FRP防水に比べると耐久性が低く、塗りムラが発生しやすいです。
特に今回施工させて頂いた密着工法は工期も短く、塗料特有の臭いも発生しないので多くのお客様より支持を頂いている大変人気の防水工事です。 塩ビシート防水は 湿気による押し上げにも強いので、膨れの原因にもなりにくいです。 歴史が古いアスファルト防水 合成繊維不織布にアスファルトを含ませ、ルーフィングという防水シートを貼り重ねていく工事方法です。
外壁塗装も同時に行う際のベランダ塗装費用 1.ベランダ防水塗装費用の内訳 ベランダの塗装には、人件費・下地処理(高圧洗浄)費・塗料費が費用としてかかります。
STEP2 下塗り 下地と防水材の密着を高めるためにプライマーという下塗り剤を塗っていきます。
」 このように迷っているのであれば、ベランダ防水工法の中でもよく使われるウレタン防水がオススメです。
部分的補修が全面にある場合 :【FRP(ガラス繊維)の防水層全面張り直し】• ポイント1:ベランダ防水の経験が豊富な業者 ベランダは、お家の中でも 少し特殊な場所で、たとえば、どんなに平たく見えても実は微妙な傾斜をつけて水分を排出できるように工夫されています。
環境にもよりますが、トップコートは素人がDIYで塗ったものよりも、プロが塗ったもののほうが長持ちが期待できます。
ベランダの床は、平らなようにみえて実は少しだけ 傾斜がつけられています。
耐久性、防水性に優れた塩ビシート防水の信頼性とお見積り金額に大変ご納得を頂き、今回施工させて頂くことになりました。