「貴重な品を賜り…」と言うことができますが、「貴重な品を承り…」と言うのは間違いのため注意しましょう。
」は,「先生が私を 案内する」ことを謙譲語I「御案内する」で述べているため,「私」を立てることになる点が不適切 であり,結果として「御案内してくださる」あるいは「御案内していただく」全体も不適切である。
変ですか? 変ではないですよね。
1.言葉の成り立ち #3で「オキテハ」と書きましたが、この「オキ」の部分は「オク」の活用です。
例えば、「ご意見やご指導を賜れれば幸甚です」や「ご協力賜り、大変恐縮です」は、それぞれ「ご意見やご指導をいただければ幸甚です」「ご協力いただき、大変恐縮です」と言い換えられます。
「賜る」を使っても間違いではありませんが、最上位の敬意を込めた言葉でもあるので、頻繁に使わない方が無難です。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
品物をもらうときだけでなく、意見や気持ちなどをもらうときにも使えるため、覚えておくと便利な表現でしょう。
2.おいては、の意味を持つ #11さんのをそっくり信用してしまうと「おいてはの意味は. 」(太宰治「文盲自嘲」) 「推理をたのしみながら愛読をたまわれば幸甚です。
上司などから受けた厚意でも、度々あるようなことで「賜る」を使うのは、かえって軽率な使い方になってしまいます。
例えば結婚披露宴や受賞パーティー。
例としては、結婚式のスピーチや、かなり偉い相手から何かをもらった時ですね。
厳粛な雰囲気の場などで「賜る」という表現を使用するのが適切です。
意見や気持ちなどをもらう場合も、「御社のご意見を賜りたく存じます」や「ご指導ご鞭撻を賜りたく存じます」は、それぞれ「御社のご意見を頂戴したく存じます」「ご指導ご鞭撻を頂戴したく存じます」になるのです。
日本語は主語を省くことも少なくありませんが、主語が『自分』か『相手』かで簡単に使い分けができるのです。
ここはけっこう大切なポイントなので要チェックです! そして注目すべきは「3」。
ということで、nadachi999さん、ご理解いただけたでしょうか? ただ、#11さんの反応があるかもしれませんし、私としては、#11さん御自身に本当に国立国語研究所が「~においての意味はもたない」といったのかどうかを再確認したいとおもいます。 「もらう」の謙譲語としての「賜り」 「賜る」は目上の人から何かを「もらう」ことを指す謙譲語です。
16) ・お ご ……申し上げる(後掲【補足イ】参照。
そして敬語には、いくつか種類があります。
そして対象となる相手に対して、非常に強い畏敬の念を持っている場合に使われるものでもあります。