だからこそリニアのトンネル工事は心配です。 ユネスコ(国連教育科学文化機関)エコパークとしての資格が問われる。
掛川市東山の粟ヶ岳の中腹には地下水が湧き出る水源がいくつもあり、1954年頃に約35世帯で簡易水道組合を発足し、生活用水を確保していた。
最先端技術の結晶です」と期待を語った。
今はどうか?人口はピークを打ち、既に減少に転じている。
「静岡県が着工を認めてもらえないので、2027年開業は難しい」(金子慎JR東海社長)とメディアが伝える「静岡問題」が最大の暗雲らしい。
水が止まったら、もう戻せません。
一方、諏訪市長らの「約束が違うじゃないのか」と激しい剣幕の様子も伝わってくる。
JRが会議に提出した資料は、県の有識者会議への提出資料に比べ分かりやすくなったり、主張の根拠になるデータを示すようになったりして県幹部も一定の評価をしている。 結局、会議の結論は「座長コメント」でまとめられた。 長野県が「ルート変更」を求めていないのだから、鈴木川根本町長が「流域市町でもルート変更が1つの案」とした発言にも納得がいく。
3しかも静岡県の言う環境破壊は仮定の話で「地下水の流れが変わったらどうする!水は全量戻せ!」と言っているもの。
その経緯について長野県民ならいざ知らず、静岡県民は全く知らない。
水を武器にして関連する世論を味方につけ、言いたい放題であります。
この2年間、JR東海は「静岡問題」の解決の糸口さえつかめない。 「静岡問題」が長引いていることを伝える日経ビジネスの記事(8月17日号) 第5回有識者会議を終えた27日、金子社長は会見で「議論はある程度の時間が掛かるので、これは必要な時間だ」などと会議が長期化するのを容認する発言をした。 南アルプスには破砕帯と呼ばれる水を貯えることのできる地層があります。
10指定地域とは、過去に過剰な地下水の採取により、地下水位の異常低下(井戸涸れなど)や塩水化(海水の浸入)といった地下水障害が発生したところ。
これは大井川を水源とする中下流域の8市2町62万人分の水利権量にほぼ匹敵する。
この地域の期成同盟会も長野県協議会に参加しており、現在のルートで2027年開業を求めている」と話した。
JR東海側は減少した水を6割戻すといっていますが、川勝知事は6割でなく全量戻すことを主張しています。 もちろん、カネと時間があれば、路線変更が可能かもしれない。 これでは、いくら時間を掛けても、議論の終わりは見えてこない。
1のちに不漁の原因は乱獲でリニアとは関係ないと明らかになったりして、とにかく反対のためにいろいろ理由を付けてきたという過去もあるということで、嫌がらせではないかと思われてしまっているようです。
静岡県内を通るのは北部の山間部のみ。
2年前の日経ビジネスのリニア特集は、金子社長に「3兆円返済」について問い質していた。
慢性の潰瘍性大腸炎は完治しないが、寛解(症状が治まる)と再燃(症状が悪化)を繰り返し、平均寿命を全うできるようだ。
記者会見でも、「新たな低利貸付制度によって21世紀型のインフラを整備する」と述べ、「リニア中央新幹線の計画前倒し、整備新幹線の建設加速によって全国をひとつの経済圏に統合する地方創生回廊をできるだけ早く作り上げる」(同年6月1日)と強い意欲を語った。
リニアに関しても、我々が県民や国民の支持を失ったら押し切られる可能性がある。
この状況で30年後、50年後に旅客輸送の需要が増えると考えるのは『詭弁』以外の何物でもない。
冷静に話し合う必要があります。
2027年品川ー名古屋間開通後、大阪までの開通を当初2045年を計画していたが、3兆円の借り入れで最大8年間の前倒しを見込んでいた。
JR東海の試算で、CルートはBルートに比べ、7分短縮され、建設費6300億円減、毎年の維持運営費190億円減、設備更新費100億円減、年間の収入では9千億円増という「費用対効果」で圧倒的な優位に立ち、判断材料となった。 下流はリニア中央新幹線工事で出た土砂が置かれる予定地(赤丸で囲まれた場所)=静岡市葵区田代の南アルプス上空で、本社ヘリ「おおづる」から リニア中央新幹線の南アルプストンネル(静岡市葵区)工事で、掘削により発生する三百六十万立方メートルの土(東京ドーム三杯分)を積み上げる残土置き場周辺で過去二千年に少なくとも四回、大井川まで到達する「岩屑(がんせつ)雪崩」が発生した可能性が高いことが専門家の調査で分かった。 その源流部で、リニア中央新幹線の工事を巡って、JR東海と静岡県との対立が続いている。
10専門家「巨大地震で土砂ダム恐れ」 千枚岳(中央)から大井川に注ぐ上千枚沢。
静岡県では「ルート変更」が過去のことではないからだ。
静岡県とJR東海の対話は「科学的根拠に基づくこと」を原則としているが、南アルプスは地質構造が複雑であり、山体を流れる地下水の全容を解明するのは不可能だろう。