むこうのごまがらはえのごまがらかまごまがらか、あれこそほんのまごまがら。
京 きょうの 生鱈奈良 なまだらならなま 学鰹 まながつお、ちょっと 四五貫目 しごかんめ、お 茶立 ちゃたちょ、 茶立 ちゃだちょ、ちゃっと 立 たちょ 茶 ちゃだちょ、 青武茶筅 あおたけちゃせんでお 茶 ちゃちゃっと 立 たちゃ 外郎売本文段落四 来 く るわ 来 く るわ 何 なに が 来 く る、 高野 こうや の 山 やま のおこけら 小僧 こぞう。
本文段落五 鮒 ふな ・きんかん・ 椎茸 しいたけ 、 定 さだ めて 後段 ごだん な、そば 切 き り、そうめん、うどんか、 愚鈍 ぐどんな 小新発知 こしんぼち、 小棚 こだなの、 小下 こしたの、 小桶 こおけに、こ 味噌 みそが、こあるぞ、 小杓子 こしゃくし、こもって、こすくって、こよこせ、おっと、 合点 がってんだ、 心得 こころえたんぼの 川崎、神奈川、保土ヶ谷、戸塚 かわさき、かながわ、ほどがや、とつかは、 走 はしって 行 いけば、やいとを 擦 すりむく、 三里 さんりばかりか、 藤沢、平塚、大磯 ふじさわ、ひらつか、おおいそがしや、 小磯 こいその 宿 やどを 七 ななつつ 起 おきして、 早天早々 そうてんそうそう、 相州小田原 そうしゅうおだわらとうちん 香 こう、 隠 かくれれござらぬ 貴賤群衆 きせんぐんじゅの、 花 はなのお 江戸 えどの 花 はなういろう、あれ、あの 花 はなを 見 みてお心を、おやわらぎゃという。
二代目市川團十郎が、声が出なくなったときに薬の 外郎を飲んだところ声が出るようになりました。 「さ・た・ら・な」は「」で、「か」は「」、「さ」は「 」、「は(ファ)・ま」の二つは唇の加減で声を出す 「」でございますが、この薬を飲みますと、言葉を発するのも軽やかに、聞き取りやすくなってまいります。 曾我十郎祐成 そがじゅうろうすけなり 五郎の兄で、ともに仇敵の工藤祐経を狙っている。
19第二節 いや さいぜんより かめいの じまんばかり もうしても、 イヤ最前より家名の自慢ばかり申しても、 ごぞんじないかたには、しょうしんの こしょうのまるのみ、 ご存知ない方には、正身の胡椒の丸呑み、 しらかわよふね、さらば いちりゅう たべかけて そのきみあいを おめにかけましょう。
来るわ来るわ何が来る、高野の山のおこけら小僧、 くるわくるわなにがくる、こうやのやまのおこけらこぞう、 狸百匹、箸百ぜん。
こだなのこしたのこおけに、こみそがこあるぞ、こしゃくしこもって、こすくってこよこせ。
歌舞伎十八番について詳しくは以下のページをご覧ください。 薬箱を担いで頭巾をかぶったユニークな衣装の外郎売が、 薬の由来や効能を流暢な長台詞でスラスラと言い立てることで、客の興味を引いて買ってもらうというスタイルが特徴の商いですが、 外郎家によると、そのスタイルで売ったことはないとのこと。
(あ)わせて(ぶぐばぐ、むぶくばぐ)。
京の生鱈 奈良生学鰹、 ちょと四五貫目、 きょーの なまだら なら なま まなカ゜つお、ちょと し ご かんめ、 お茶立ちょ茶立ちょちゃっと立ちょ茶立ちょ、青竹茶筅でお茶ちゃと立ちょ。
京の生、奈良生真名、ちょと四五貫目。
<第五節> 鮒、金柑、椎茸、定めて後段な、そば切り、そうめん、 うどんか、愚鈍な小新発地。
台本の暗記を難しい、と感じる方もいるかも知れませんが、 覚え方さえ知ってしまえば、どんな台本でも簡単に暗記することができます。
きょうのなまだら、ならなままながつお、ちょとしごかんめ、 京のなま鱈、奈良なま学鰹、 ちょと四、五貫目、 おちゃたちょ、ちゃたちょ、ちゃっとたちょ、ちゃたちょ、 お茶立ちょ、茶立ちょ、ちゃっと立ちょ、茶立ちょ、 あおたけちゃせんで おちゃちゃとたちょ。
中にも東寺の羅生門には、茨城童子が腕栗五合掴んでおむしゃる、 かの頼光のひざもと去らず。
雨合羽 ( あま がっぱ )か 番合羽 ( ばん がっぱ )か、 貴様 ( きさま )の 脚絆 ( きゃはん )も 皮脚絆 ( かわ ぎゃはん )、 我等 ( われら ) が 脚絆 ( ぎゃはん )も 皮脚絆 ( かわ ぎゃはん )。
細溝にどじょにょろり。
最初は、かなり舌がもつれてうまく言えないと思うので、 コツは出来るだけ大げさぐらいに大きく口を動かすことです。
向こうのごまがらは荏 エ の胡麻殻か眞 マ 胡麻殻か、あれこそほんの眞胡麻殻。
おきゃがれこぼし、おきゃがれこぼうし、ゆんべもこぼして、またこぼした。
あわや(のんど)、 さたらな舌にか牙さ歯音、はまの二つは さたらな(ぜつ)に(かげ)さ(しおん)、はまの(ふた)つは 唇の軽重。
(むこうのごまがらは、えのごまがらか、まごまがらか、あれこそほんのまごまがら)。
しゅすひじゅす、しゅすしゅちん。
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依ってその名を帝より「とうちんこう」とたまわる。 おきゃがれこぼし、おきゃがれこぼうし、ゆんべもこぼして、またこぼした。 即 すなわち 文字 もんじには「 頂 いただき、 透 すく、 香 におい」と書いて「とうちんこう」と 申 もうす。
もしやお立ち会いの中に、熱海か塔の沢へ湯治においでなさる(なさるる)か、 もしやおたちあいのうちに、あたみかとうのさわへとうじにおいでなさる(なさるる)か、 又は伊勢参宮の折からは、必ず角違いなされまするな。
中にも 東寺の羅生門には 茨木童子がうで栗五合 つかんでお蒸しゃる。
たあぷぽぽ、たあぷぽぽ、ちりから、ちりから、つったっぽ。